No input file specified.のエラー

トラブル症状

Homesteadで仮想マシン起動後にブラウザでホスト名を記入してアクセスすると

「No input file specified.」と表示される。

こんな感じ。

原因

Laravelが起動されていない

※私の場合、Homesteadをvagrant upした時点でLaravel環境設定完了と勘違いしてこのアクセスしてこのエラーに遭遇しました。 vagrant upのあとにLaravelを起動する必要がありました。

対処方法

Laravelの起動

Laravelのプロジェクトファイル内で、php artisan serveを実行すると起動できます。

$ php artisan serve
Laravel development server started: http://127.0.0.1:8000

レスポンスでURIが表示されるのでブラウザにコピペでアクセスするとうまく表示されるとおもいます。※:8000のポート番号を入れるのもお忘れなく。

Composerのインストール

ComposerはPHPのパッケージ(ライブラリやツールなど)をインストールするためのツールです。

パッケージ管理ツールとも呼ばれます。

Composerでできること

Composerを使うと、次のメリットがあります。 必要なライブラリやツールをまとめてインストール 依存パッケージを管理

依存パッケージの管理とは？

PHPのライブラリやツールがたくさんあると他のライブラリに依存するライブラリなどがでてきます。

依存される側のライブラリにアップデートがあった際、依存する側のライブラリも必要に応じてプログラムアップデートを行わまいと動かなくなるということが発生します。

このライブラリ間の依存関係を自動で管理してくれるのがパッケージ管理ツールです。

Homesteadのインストール

Homestaedは、仮想マシン上にLaravelの開発環境を簡単に構築するためのインストールできるツールです。

Laravelの開発環境にはOS、Webサーバー、データベース、PHPなど様々なプログラムをインストールする必要がありますが、Homesteadを実行することでこれらが一発で実行できます。

Vagrantで起動している仮想マシンを一覧で見る

シチュエーション

VagrantでポコポコとVMを立ち上げていくうちに「どのVMが立ち上がってんだっけ？」とあることがある。

そんな時にはコレ！

vagrant-global-statusプラグイン

起動中のVMを一覧表示してくれるプラグイン

vagrant upできない時に確認すること（SSL read: error:00000000:lib(0):func(0):reason(0), errno 60）

トラブルの症状

vagrant up

でダウンロード中に

SSL read: error:00000000:lib(0):func(0):reason(0), errno 60

のエラーが発生し中断される。

対処方法

~/.vagrant.d/tmpの中身を全削除し、再試行。

※tmpフォルダは、一時的なファイルなので消してOK。

参考文献
vagrantのboxのダウンロードに失敗する

Vagrantとは？

Laravelインストールのフロー

前回のVirtualBoxについてはちゃんと理解できましたか？

VirtualBoxとVagrantとHomesteadは直接依存関係にあるプログラムなのでセットで覚えるとよいです。

なので、まずはHomesteadのところまで軽く読み進め、理解不足のところが残っていたら、戻ってしっかり理解してから先に進みましょう。

このしっかり理解しながら進むが結局ゴールまでの近道になります。

VirtualBoxとは？

Laravelインストールのフロー

まずは現在地の確認から。

❶VirtualBoxインストール（このページはココ）
❷ Vagrantインストール
❸ Homesteadインストール
❹ Laravelインストール

では、最低限知っておいた方がよかろうVirtualBoxの基礎知識を学びましょう。